2007年11月23日

モーリス・ベジャール氏 死去

いままでの人生の中で、そしてこれから観る舞台でも、これほどの衝撃的な感動を受けることはないんじゃないかと思うほど、心に刻まれている舞台があります。
それは10年くらい前になると思うのですが、日本で行われた世界バレエフェスティバルで、モーリス・ベジャールさんの振付けられた『アダージェット Adagietto』という作品を観たときです。グスタフ・マーラーの5番にのせて‘死’と向かい合った男の孤独が描かれた作品で、そのときはジル・ロマンさんが踊られていました。
このときの感動をどう言葉で表現したらいいのか、観ている私は瞬きをするのも、息をするのも忘れて、体のすべてがそのダンスに引き込まれてしまい、気がついたら拍手喝采の中、涙が止まらなかった。

数多くの代表作を生み出した、20世紀を代表する振付家モーリス・ベジャール氏が、22日に80歳でその生涯に幕を下ろされたそうです。

安らかにご永眠なされますよう心よりお祈り申し上げます。

posted by miwa at 22:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記